みなさん「一夜限りの恋」についてどう思いますか?色んな意見があると思います。
「切ない」「一度はしてみたい」「そんなんけしからん。みだらだ!」
思いついただけでもこんくらい。ちなみに僕は今までは「けしからんが憧れる」だったんですけど今回紹介する映画を見てから「切ない、辛い」に変わりました。
まあ普通に考えたらもう二度と会えないであろう相手と恋に落ちてしまうのってとても素敵なことではあるんですんが悲しいことでもあります。それに気付けて僕もまた大人になれたんでしょうか。
さてさて僕の話はこれくらいにして本題に移りましょう。僕は初めて知ったんですが(にわかなので)もしかしたら有名かもしれません。BEFOREシリーズ第1作“BEFORE SUNRISE”です。

ではまず軽〜くあらすじから
〈あらすじ〉
場所はヨーロッパ。パリへと向かう列車の中2人の若者は出会います。名前はジェシーとセリーヌ。ジェシーはアメリカに住んでおりヨーロッパで旅行中、セリーヌはフランスに住んでいます。列車内の老夫婦の喧嘩を見て会話を始めた2人はウィーンで共に途中下車をして街を歩きます。次第に2人は惹かれあっていくのですがジェシーのアメリカ行きの飛行機は翌朝。短い時間と知っていながら一晩の恋を丁寧に過ごす2人の結末はいかに…
ざっとあらすじを書いたのでいつものようにオススメポイントという形で僕の感想文に付き合ってください(笑)
①会話中心の映画ではトップクラス
こんなことを書いてしまうと後々見た映画で同じこと書いちゃうと「あれ、トップクラス多くね?」ってなったり「いや、これの方が良い!!」って方もいると思うんですがあくまでも現段階での僕の意見ですのでご了承下さい。本題に戻すんですが、この映画ほとんど、話の9割くらいがジェシーとセリーヌの会話です。重要な登場人物もこの2人だけ。雑な言い方をすると「2人がただ話すだけの映画」。なのに!全然飽きないんです!!不思議ですよね。僕は会話中心の映画は苦手なんですがこの物語は別でした。なんでかなーって考えてみたんですがきっと理由は2つほど。
1つ目は会話に2人のバッググラウンドが反映されていること。2人のことを何も知らない観客にとっては「知る」ということが楽しいのかなと思いました。そして別々の道を歩んできた2人が互いの価値観に触れ合う様子も必見です。
2つ目は会話の中に好意が見え隠れしていること。恋愛映画ってやっぱり好意があらわになるところでテンション上がりますよね。この映画はそれを絶妙に小出しにしてる感じです。
②2人の表情
これは①と若干被って「なぜ飽きないのか」の理由にもなるんですんが主役2人の表情の変化に引き込まれます。あらすじでも述べたんですが彼らが一緒にいれるのはたったの一晩だけ。それを2人とも踏まえて接しているため彼らの表情は常にどこか切なさが見え隠れしています。2人とも不器用で感情を大きく出したりはしないのですがただ話してるだけでも「不安なのかな?」とか「誘ってるな」とか2人がどんなことを感じているのかを考えさせてくれます。それを微妙な表情の変化だけで表現する主役2人の演技力に脱帽です。
③シンプルな設定
あらすじを読んでくれた方で感じた方もいると思います。すごいシンプルな設定なんです。一晩だけの恋。これだけです。だからとっても話が掴みやすい。複雑な映画を見て話についていけなくて2回目にようやく理解とかにはなりません。1回目でわかります。ただ観てる側にも「別れ」という意識があるわけでそれを絶妙に忘れさせずに2人の楽しそうな会話でさえも切なく見せてきます。シンプルだけど、シンプルな設定だからこそできることかもしれませんが良い意味でも悪い意味でも(常に切なくなるという意味です)本題を忘れられない物語であります。
最後にここまで読んでくださってありがとうございます。
ここでぼくが一番残ったセリフを…
Well, I kind of see love as this escape for two people who don’t know how to be alone. I mean, it’s funny people always talk about how love is this totally unselfish, giving thing. But if you think about it, there’s nothing more selfish.
少し長いですがこんな意味です
愛なんて孤独に耐えられない男女の逃げ道さ。愛は利他的で与えるものだなんていつもいってる滑稽な人もいるけど、考えてごらんよ。愛ほど利己的なものはない。
これを聞いた時とても考えさせられました。残念ながら2人の様子がこれをよく反映していたし、自分自身共感するポイントが多々あったので…
オススメポイントにかけよって話なんですが2人の会話を身近に感じて考えさせられる部分もこの映画の見所。
少し切ない映画ですがぜひぜひ観てみてください
読んでくださってありがとうございます!